詩吟を始めたい8つの理由


「新しい和の習い事を始めようかな」「大きな声が出せるようになりたい」「腹式呼吸って健康に良さそう」という方におすすめな、和のお稽古「詩吟」。江戸末期より始まって200年以上続いてきた、日本の伝統文化「詩吟」の魅力を8つご紹介します。

①大きな声を出すのは楽しい!ストレス解消&健康促進にも

詩吟では、自分でも聞いたことのないような声が出てくるので、毎回フレッシュでとにかく楽しめます。また、発声に必要な腹式呼吸法によって横隔膜を上下させるので、内蔵が丈夫になります。さらに、自律神経が働き、心の緊張を和らげ、各種ホルモンの分泌がよくなり、健康促進につながります。


②姿勢が良くなる、美しくなる

詩吟を吟じるには真っ直ぐな姿勢と真っ直ぐ目線が必須です。実際にやってみるとよくわかるのですが、姿勢を良くしなければお腹から響くような声を出すことはできません。故に、詩吟をすると姿勢もよくなり美しい体勢を保つことができるのです。


③古典の名詩に触れることにより心が潤う

詩吟で吟じられる詩は、百年も千年もの間歌い継がれてきた名句ばかりです。知識を得るという意味でも教養がつくことはもちろんですが、美しいものに触れると心が潤います。


④道具が一切いらないから身軽&リーズナブル

お稽古ごと、ことのほか伝統芸能というと道具を揃えるだけでも高額というイメージがありますが、詩吟では、教本以外に道具を一切必要としません。どこでも稽古/披露できます。


⑤詩吟は頭がよくなる!暗記力を鍛えることで脳が活性化

漢詩や和歌を声に出して読むことで、発声力、読解力が身につきます。また、発表会では暗記をして歌うので、勉強に必要な暗記力を鍛えることができます。全ての年齢の方の脳の活性化につながります。


⑥資格・段位取得や発表会の機会もあり、毎日いきいき

審査試験を受けて資格や段位を取ることも可能。就職活動や自己アピールに有利です。また、市民ホール規模の舞台での発表会やコンクールに挑戦することもでき、日々の生活に新たな豊かさが生まれます。


⑦着物を着るチャンス!和趣味への第一歩

詩吟の発表会では着物を着ます(着なくてもOK)。着物を持っているけど着る機会がない方、全くわからないけど着てみたい方も、着るチャンスです。


⑧結婚式や異文化交流の一芸として、日本文化を紹介できる

詩吟を結婚式で吟ずると幅広い世代にたいへん喜ばれます。お祝いの席で詩吟が響き渡ると、その場の人たちの気持ちはひとつになります。また、国際交流の場や、外国の方々の前で披露すると、日本文化の紹介になります。